船舶用

いつでも嵌合できます

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1959年海軍船用推進の仕様指定を得てより、SSSクラッチは世界40か国の海軍に対して5000台以上の実績があります。それらの仕様の中にはCOSOS,COSAS,COSAG,COGAG,CODAG,CODOGなどがあります。

海軍以外の他の船用推進システムには高速フェリー、スーパーヨット、特務艦やハレス・トロフィー(ブルーリボン賞)を受賞したデストリエ―ロ号などです。

最初のハイブリッド推進船であるフィンジェット(高速フェリー)にはSSSクラッチが元々のガスタービンCOGAGにも改造後のハイブリッド デイーゼル電気とガスタービン(CODELAG)にも採用されています。同様に世界最速のハイブリッド電気推進軍艦である対潜水艦用イギリス海軍23型デュ―ク級フリゲート艦のメインプロペラシャフトにも使用されています。

SSSクラッチの信頼性は個々のデザインに着目することから始まり、強靭で信頼性のある解決策をあらゆる運転条件に対して提供してまいりました。SSSクラッチが唯一、オーバーランニングクラッチとして残っている理由は以下の点からであります。

// 嵌脱時の衝撃に対してダッシュポットがクッションの役目。

// ボーク機構とロックアウト制御が機械的に保護。

// 船用推進システムとしては80,000Nmから950,000Nmの実績。

// 米国海軍で使用される1000台のSSSクラッチが最低25万時間のMTBF(平均故障間隔)の格付けを独自にされた。

// タイプ23型フリゲート艦の30年に渡る無欠陥に対してイギリス国防省より「据付後は忘れても大丈夫な製品」との格付けを受けた。